「わさビーフ」で知られる山芳(やまよし)製菓は、2025年12月、「ベビースターラーメン」を展開するおやつカンパニーによって全株式を取得され、完全子会社(グループの一員)となりました。
1. 買収の構図
- 親会社:おやつカンパニー
- 代表商品:「ベビースターラーメン」「ブタメン」など。
- 三重県に本社を置く、ユニークな商品開発力が特徴の企業です。
- 子会社:山芳製菓
- 代表商品:「わさビーフ」。
- 独自性の高いポテトチップスで熱烈なファンを持つメーカーです。
2. 買収の背景(なぜ一緒になったのか)
両社には「大手にないユニークさで勝負している」という共通点があり、一緒になることで生き残りを図る狙いがあります。
- 似た者同士のタッグ 両社とも、カルビーや湖池屋といった巨大メーカーとは異なる、「遊び心」や「ニッチな味」でファンを獲得してきました。この「独自路線」のノウハウを共有し、相乗効果を生み出そうとしています。
- 経営基盤の強化 山芳製菓は2023年から投資ファンド(アント・キャピタル・パートナーズ)の支援を受けて経営再建を進めていました。今回、同じくファンド(Dキャピタル)の支援下で成長しているおやつカンパニーの傘下に入ることで、より安定した経営基盤を得ることになります。
3. 今後の展開
「わさビーフ」ブランドはそのまま継続されますが、今後は以下のような展開が期待されています。
- コラボ商品の加速: 「ベビースター」と「わさビーフ」がコラボした新商品など、両社のキャラクターや味を活かした展開。
- 販路の拡大: おやつカンパニーが持つ海外への販売網などを活用し、わさビーフを世界へ広める。
